八ヶ岳 赤岳日帰り 残雪期

mosumo999

2013年04月04日 15:15

2013 4月1日  赤岳日帰り?

またまた、八ヶ岳に行ってきました。
残雪期に登るのは初めてなので、ちょっと不安でしたが
かなり、雪解けも進んでいるようなので出かけることにします。

ルートは、美濃戸口から南沢~文三郎尾根~赤岳~地蔵尾根~北沢へ
事前に調べたところ美濃戸口から美濃戸への林道にまだ雪があり
スタットレス×4WD、チェーン持参で出発します。

実際、雪は無し。
スムーズに、美濃戸まで入る事が出来ました。
1時間の林道歩きをしなくてすみました。
(長野の山沿いは、まだ雪の降る事がありますので注意。)

6時に、行者小屋に向けて出発します。
すぐに、氷の道になります。
今回、4本と12本のアイゼンを使い分けて歩いてみる事にしたので
まずは、軽アイゼンを履き歩きます。
やっぱ、斜度の無い所は軽アイゼンが歩きやすくて楽です。
ひっかける心配もないので早く歩けます。





横岳が見えてきました。
雪も締まっていて歩きやすい。

行者小屋到着。 中岳・阿弥陀岳
テントが一張りあるだけで、静かです。ん~山は、こうでなきゃ!

文三郎尾根の階段は、まだ出ていません。
キツイ斜面をゆっくり上がっていきます。

岩場は、雪も少なく危険はありませんでした。

8:44  山頂到着!
 誰もいません。一人占め
 思ったより時間に余裕があるので、横岳・硫黄岳にも登る事にしました。

地蔵の頭まで下ってきました。
下りもまだ、鎖でていませんでした。

3ヶ所位斜面をトラバースしますが東側は解けてグズグズ
西側は、カチカチでした。

10:20 横岳 奥ノ院到着。
瑞牆・金峰山が見えています。

写真では、伝わり難いですが奥ノ院を硫黄方面に下る場所
夏なら何てことないのに、雪があると嫌な感じです。

夏なら東側に鎖がありなんでもない所ですが。
雪で鎖もないので、岩をよじ登って歩きました。
ここを過ぎると後は、硫黄岳に向けてなだらかな下りになります。

硫黄岳は、ほとんど雪が無くアイゼンが邪魔なぐらいです。

ちょっと、雲が出てきましたが
気温は、かなり暖かめです。風も弱く気持ち良いです。
赤岩の頭辺りは、雪も豊富にのこり軟らかい
転がる様に下って、一気に赤岳鉱泉へ。
アイスキャンディーも、水の流れる音が聞こえるほど解けていました。


ここで、4本アイゼンに履き替えて美濃戸まで下ります。
途中から林道を歩くのですが恐ろしく凍っています。
その上を、水が流れていてツルツルです。スケートできそうなくらいです。

美濃戸到着。 この車乗ってみたいな~。泊り客の送迎用なのかな?欲しいな?
いやいや、何に使うんだよ

ルート
06:00美濃戸>行者小屋07:21>赤岳08:44>地蔵の頭09:22>横岳10:20
 11:22硫黄岳>赤岳鉱泉12:30>美濃戸14:00

移動距離16.77㎞  移動時間6:33
八ヶ岳は、冬山初心者向きなんて聞きますが赤岳・横岳は、別ですね。

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